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横手市市制施行20周年記念イベント
「おらほの郷土食」~横手盆地の“うめぇ”を深堀り パネルディスカッション

2025年9月6日(土)・7日(日)、横手市市制施行20周年記念イベント「全力!よこて祭り」と同時に開催された横手盆地発酵交換会では、発酵をテーマにした物産展やグルメ屋台など、地域の食文化を体感できる多彩な企画が展開されました。

その中でも特に注目を集めたのが、6日(土)に行われたパネルディスカッション「おらほの郷土食 ~横手盆地の“うめぇ”を深堀り」です。
このセッションでコーディネーターとして秋田栄養短期大学の今野 宏客員教授(株式会社秋田今野商店 代表取締役社長)が地元企業の経営者としての視点と、教育者としての知見を融合させ、地域の食文化の価値や可能性について、参加者の意見を巧みに引き出しました。

また、パネリストとして秋田栄養短期大学から栄養学科長千田 茉登佳准教授が、発酵食品の健康効果や食育の観点から、郷土食の意義をわかりやすく解説。地域の食材が持つ力や、次世代への継承の重要性について語られました。

このセッションでは、横手盆地に根付く発酵文化や郷土食の魅力を多角的に掘り下げ、地域の食の未来を語り合う場となりました。
会場では、来場者との質疑応答も行われ、発酵文化への関心の高さと、横手盆地の“うめぇ”を守り育てる意識の広がりが感じられるひとときとなりました。(写真上段 左:千田茉登佳准教授、右:今野宏客員教授)