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「Happyおむすびコンテスト」で全国2位に輝く!
郷土料理ゼミナール(田中景子講師)の学生が一般社団法人全国栄養士養成施設協会主催の「Happyおむすびコンテスト」において、優秀な成績を収めました。
◆一般部門2位 猿田彩生さん(栄養学科2年)
青森県出身の猿田彩生さんは、故郷の味を表現した「じゃわめぐ!イカおむすび」で、一般部門2位に輝きました。
青森県産の新鮮なイカと嶽きみを使い、バター醤油で香ばしく仕上げたおむすびは、見た目のインパクトもさることながら、味覚でも青森の魅力を存分に伝えています。
猿田さんは「夏休みに家族や親戚と食べたイカ焼きの思い出を形にしました。おむすびから飛び出すイカのゲソで日本海の波を表現し、バター醤油で食欲をそそる風味に仕上げました。ネギの緑ととうもろこしの黄色で彩りを豊かにし、食感も楽しめるように工夫しました。このおむすびを通して、地元青森県の魅力を感じていただけたら嬉しいです」と語ります。
◆佳作50選に選出 工藤悠奈さん(栄養学科2年)
また、工藤悠奈さんは「おばあちゃんの手作りふりかけ愛情おむすび」で佳作50選に選ばれました。
幼い頃から慣れ親しんだふりかけに梅の爽やかな酸味をプラスした、シンプルながらも奥深い味わいが特徴です。
工藤さんは「いつも美味しいおにぎりを作ってくれるおばあちゃんへの感謝の気持ちを込めました。炒めたしらすと鰹節の旨味が凝縮された手作りふりかけに、カリカリ梅の食感がアクセントになっています。毎日でも食べたい、飽きのこない優しい味わいです」とコメントしました。
「Happyおむすびコンテスト」は、日本人の日常食である「おむすび」を通して、食の大切さや絆を見つめ直すことを目的としたコンテストです。2月2日に東京で開催された表彰式では上位入賞者の発表と表彰が行われ、猿田さんが登壇しました。
猿田さんは青森の豊かな海と大地の恵みを、工藤さんの世代を超えて受け継がれる家庭の味と愛情をそれぞれおむすびで表現しています。学生たちの作品は食を通じて地域への愛情を育み、未来への希望を繋ぐ力を持っていることを示してくれました。