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おやつで高齢者の栄養補給をサポート

7月19日の調理実習では「高齢者の間食(おやつ)」をテーマに、乳製品や小豆を使いのど越しの良いプリンやゼリー、羊かんを十数種類作りました。
高齢者がエネルギーや栄養素、水分を、生活の楽しみの一つである間食(おやつ)で、おいしく楽しく補給していただくことを目的としています。
高齢期のフレイル(虚弱)予防のためには、エネルギーやたんぱく質の補給を行い筋肉や骨を減らさないように注意が必要です。
また、夏季は脱水状態によって血液がどろどろ状態になり脳梗塞や心筋梗塞を引き起こす危険性が高まります。人の水分は筋肉に蓄えられますが、高齢者は筋肉が減少しそこに蓄えられる水分も減少するため脱水状態になりやすく、できるだけこまめに水分を補給することが重要です。
今回作った十数種類のおやつで、エネルギーや栄養素、水分を補っていただくことにより、高齢者の健康生活をより豊かにサポートできることを学生たちは学修し、調理実習を終えました。