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高齢者の食生活に関するアンケート調査を実施

2月7日、千田ゼミナールの学生たちが市内のスーパーで高齢者の*フレイル予防のためのレシピ紹介とアンケート調査を行いました。

この日学生たちは高齢者向けにアレンジした豚汁50食分を用意し、買い物に来た地域の高齢者たちに試食いただいた後、食生活に関するアンケートを実施しました。

今回提供した豚汁は、具材を多めの油で炒めてから煮込むことでエネルギー量をあげ、食材の工夫によりビタミンDとたんぱく質を強化したもの。塩分は0.7%以下に抑え、加熱中にも水分が蒸発して塩分濃度が変化するのを防ぐため、30分おきに測定し直すなど配慮を徹底しました。

参加した地域の高齢者からは「肉も豆腐もとれていいね」「薄味だけどおいしい」といった感想が寄せられ、学生たちは食の知識を通じて地域の人々と交流できたことに喜びの笑顔を見せていました。

千田ゼミナールでは引き続き様々な地域の高齢者たちに食生活に関するアンケートを実施し、高齢者の低栄養予防について研究していく意向です。

※フレイルとは筋力や心身の活力が低下し、介護が必要になりやすい虚弱な状態のこと。