卒業生メッセージ
短大の授業が業務の基本になることを実感。
念願の管理栄養士になることができました。
A さん 平成22年3月卒業 (秋田西高校 出身)
[日清医療食品株式会社 管理栄養士]
物心ついた頃から料理が大好きで、高校生の時に「医食同源」という言葉を知り、食べ物の効能や食べ方を考えることで、病気の予防につながることに納得しました。その知識があれば人の役に立てると考え、栄養士を目指そうとこの短大に入学しました。入学してからの2年間はあっという間で、実際に栄養士として働いてみて、すべての授業が業務の基本になっていることを実感しています。
私は卒業後すぐに栄養士として厨房業務を5年程していましたが、管理栄養士の資格取得のため、勉強の時間を取りたいと希望し、ショートタイムの勤務ができる現在の会社に転職しました。今回、4回目の挑戦で合格することができました。在学中に管理栄養士を目指そうと思う方は「生理学」と「解剖学」の勉強をしっかりすると試験により有利です。
現在は介護老人福祉施設の厨房で勤務しています。下膳のときに残さず食べてくれた時や、行事食などで「おいしかった」といった声が聞けた時は、この仕事に携わることができてよかったなと思います。
とても熱心な先生たちのおかげで、
本当に充実した2年間を過ごしました。
S さん 平成26年3月卒業 (能代松陽高校 出身[旧 能代北高校])
[医療法人久幸会(今村病院) 栄養士]
母親が料理上手だったので、子どものころからいつも手伝いをしていました。そのうち、自分も料理をすることが大好きになって、将来は好きな料理や、食生活に関係する資格を取って仕事をしたいなと思っていました。
秋田栄養短期大学は先生が親切で優しくて、充実した2年間を過ごすことができました。もともと料理を作ることは得意でしたが、短大での実習授業ともなるとかなり専門的的な知識が必要になるため、先生に個別指導していただいたことも良い思い出です。また、多くの実習を通じて協力して物事を成し遂げる喜びを学んだと思います。卒業後は、自宅から通える病院に栄養士として就職することができました。
病院では入院患者さんが、とても食事を楽しみにしていて「おいしかったよ」と言われると心からこの仕事ができてよかったと感じます。これからも料理を作るという喜びを感じながら、患者さんの「おいしい」に応えていきたいと思っています。また、今年から管理栄養士国家試験も受験できるようになりますので、勉強にも力を入れていきたいと思います。