公認スポーツ栄養士としてアスリートを支えたい
栄養学科 岸田悠花(明桜高等学校出身)
東北生活文化大学 健康栄養学専攻
小さい頃からトクホのマークが好きで、特定保健用食品の成分を調べたりするなど研究に没頭するタイプでした。
高校1年生のとき、進路探しのための企画「アカデメイア」で秋田栄養短期大学の先生の講義に触れたことで栄養学に興味を抱き、栄養学科に進学したわけですが、入学時にはすでに管理栄養士へのヴィジョンが芽生えていました。
周囲には栄養士として働きながら管理栄養士を目指す人もいますが、自分の場合は働きながら試験勉強するのは難しいだろうと思い、1年生の冬に四年生大学への編入受験を決意しました。管理栄養士資格をはじめ、公認スポーツ栄養士資格も取得したいと考えたからです。
約半年間は睡眠時間を削って猛勉強
2年生の6月頃から試験準備に取り掛かり、1日約6時間ほど勉強に費やしました。当然大学の授業もあるため、睡眠時間を削って時間を確保していました。
入試一カ月前には、授業の空き時間を活用して10回以上もの面接練習を重ねました。
人前で自分について語ることに慣れていなかったため、初回の面接練習では全く話せず沈黙してまったほどですが、練習を重ねたことで自信がつき、本番につなげることができました。
11月に仙台で行われた入試はとても難しく、全く手応えがありませんでしたが幸運にも合格することができました。
アスリートを「食」の面から支えたい
将来は公認スポーツ栄養士としてアスリートを支える職に就きたいとおもっています。個々の体質に応じた栄養を考えるオーダーメイドの栄養学で、アスリートのパフォーマンスを最大限引き出せるようサポートをしていくのが目標です。
進学を目指す後輩へのアドバイス
志望校が決まったら、まず実際に赴き自分に合っているか自身の目で確認するようにしてください。過去問を提供してくれる大学も多いので、尋ねてみるといいでしょう。
編入試験が行われた11月は、ゼミナールの課外活動や卒業試験などに追われて慌ただしい時期だったため四苦八苦しました。入試情報が解る6月時点で試験対策に本腰を入れることをお勧めします。