子どもたちに「食」の喜びを伝えたい

栄養学科 児玉花帆(秋田商業高等学校出身)
(株)メフォス北日本 東北事業部秋田支店

大好きな食を仕事にしたくて栄養士に

もともと食に関心があり、大好きな食に関わる仕事がしたくて栄養士を目指しました。

短大生活は講義やレポートに忙しくあっという間の日々でしたが、実習は楽しくて充実した2年間となりました。

就活の始まりは1年次の企業説明会

1年生の秋に大学主催の合同企業説明会で(就職先の)メフォスに巡り合いました。その時に、医療給食に初めてホットワゴンの配膳を導入したのがメフォスと知り、栄養管理のみならずおいしさも追求した多様な取り組みに感銘を受けました。また、学校や施設をはじめ、社員食堂や食品メーカーなど様々な場所で経験を積むことができる魅力に惹かれ、志望先に決めました。

キャリアセンターでの面接練習

2年生の4月中旬から選考が始まり、キャリアセンターで何度も面接練習を行いました。
その時に自分は回答の際に視線が空を泳いでいることを指摘され、相手の顔を見て話すようアドバイスを受けました。練習の結果、試験のときもリラックスして臨むことができたと思います。

これからの展望

私は第一志望であった地元の小学校に配属が決まりました。1日に児童生徒1000食分を調理するというのは体力的にきついとは思いますが、実習で培った成果を発揮していきたいと思います。
小学校・中学校というのは子供にとって給食が最も楽しみな時期です。学校給食で子どもの成長を支えるとともに「食」の喜びを伝えていくのが使命と考えています。子供たちが残さずおいしく食べてくれる献立を提案できるよう、自己研鑽を怠らず実践力を磨いていきたいです。

後輩へのアドバイス

自分がどの業種に就職したいのか考えるようにしましょう。そして少しでも興味がある業界・分野があれば、まず実習に行って体験してみることをお勧めします。